オクトパス

(500)日のサマーのオクトパスのレビュー・感想・評価

(500)日のサマー(2009年製作の映画)
4.5
男が作った男のためのラブコメ
周りが見えなくなる恋愛がしたい点、彼女と別れて反芻する中で彼女との思い出を美化しすぎて、付き合っててキツかった時辛かった時を無かったことにしてしまう点、美しい人は何やってもいいと思っている点が、完璧に自分に当てはまる。

素敵だなと思ってた時は話す全ての言葉が美しく感じる洗脳の中にいるんだけど、別れてある程度落ち着いてから会って話すと、「よく考えたらこいつ一貫性なくね?結局その場その場で都合のいいことを美化して言ってるだけじゃ、、、」ってシーンもマジで禿同!でも魅力的!!もはや悔しい!!

性に逃げない恋愛を志してるが故に陥る精神的問題の解析度が高い
自分に好意がある女性を、自分を振った女性と比較して、手が届かなかったあの人とは違って手が届く女性と位置付けてしまい、魅力的に感じない致命的な錯覚。

この映画めっちゃ好きとか言ってる女性がいたらクソ腹立つ!けど可愛かったら最高!

ただ1つ、最後会う女性がautumnなのは最悪。
散々自分の言いたいことだけ言っといてラストで客に媚びんな!

24-61
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