ロニー・レーン
ベーシストでありメロディメイカーでもある彼の生涯を紹介するドキュメント
ビートルズやストーンズ、フー、キンクスといったバンドから比べると余り知名度が高いとは云えないスモール・フェイセス
そこからキャリアをスタートさせフェイセスを経て自身のバンド、スリム・チャンス
解散後はアメリカに渡って難病と戦いながら暮らしていた
フェイセスとは文字通り繁華街や飲み屋街等で「あの人この辺じゃ顔だよ」なんて日本でも使われると思いますが一目置かれるそういう意味合いで使われていてメンバーが比較的小柄だったので「小さいけどこの辺じゃ顔だぜ」見たいな由来らしいです
フロントマンはスティーブ・マリオットといってソウルフルな歌声の持ち主
彼と一緒に曲を作ったりして名曲も多いです
後に脱退しピーター・フランプトンと一緒にハンブル・パイを作りアメリカに行ってしまいます
その後、心機一転ロン・ウッド、ロッド・スチュワートを迎えスモールを取ってフェイセスだけに
しかしこのバンドもロッドのソロの成功によりバックバンドのような扱いになってしまいます
ロニー・レーンは脱退し自身のバンド、スリム・チャンスを作り時代と逆行するようなカントリーやフォークな作品を作りヒッピーのようにトレーラーに家族同伴とメンバーも一緒に住み込み自前のコンサートをしながら各地を回ります
フェイセスはその後日本人ベース奏者、山内テツを迎え来日もしていますが解散
ロッド・スチュワートはソロで大成功
ロン・ウッドはストーンズに加入します
スリム・チャンスは良いアルバムを作りますが商業的には成功とは云えず金も持ち逃げされて全てが終わってしまいます
アメリカに渡ったレーンは難病にかかり治療の為や難病を治す基金を集めるためみんなに協力を以来
人徳なのかクラプトン、ジェフ・ベック、ペイジの三大ギタリストが集まりリズム隊はストーンズという豪華布陣
ウィリー&ザ・プアー・ボーイズとしてアルバムも作りました
このお金も横領されたようですが。。😖💧💨
波瀾万丈の人生です
ロック史でもう少し評価されてもいい人かなと思います☺️