三樹夫

柳生一族の陰謀の三樹夫のネタバレレビュー・内容・結末

柳生一族の陰謀(1978年製作の映画)
4.0

このレビューはネタバレを含みます

東映オールスターのハチャメチャ時代劇。陰謀渦巻く跡取り争いの話で最後には史実もひっくり返すどんでん返しが待っています。まあ冒頭から秀忠が暗殺されたりなど最初っから最後まで史実無視なんですけどね。
よくどんでん返し映画特集などで色んな映画が紹介されますが(その常連がユージュアル・サスペクツ)この映画もそういったまとめなどで紹介されてもいいと思うんですけどね。萬屋錦之介の異常に濃い演技も相まってインパクトあるし。

萬屋錦之介の宗矩以外にも、千葉ちゃん十兵衛、松方弘樹演じる家光、丹波哲郎演じる小笠原玄信斎などキャラが濃いです。その中でも何と言っても成田三樹夫の烏丸少将文麿でしょう。剣豪の公家という、夢に出てきそうなぐらいの存在感があります。また志穂美悦子の柳生茜も凛としていて美しいです。
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