柳生一族の陰謀の作品情報・感想・評価・動画配信

「柳生一族の陰謀」に投稿された感想・評価

格好いい千葉真一さんが見たくて選択。
そして、深作欣二監督の大傑作時代劇。
アラフォーの千葉真一さんが渋くて格好良かったのは、勿論ですが、松方弘樹さん、西郷輝彦さんも、さすがの凄みと重み。
成田三樹夫さんは、昔は、名優だと思ってたが、これ観たら、意外と棒だった。
萬屋錦之助さんは、初め、歌舞伎調の大袈裟な話し方が違和感あったのですが、だんだん気にならなくなりました。
又、ウイキの説明によると、深作監督も、錦之助さんのこの歌舞伎調の話し方が嫌で、最初は「降ろしたい」と言ってたが、他の製作者達から説得されて、錦之助さんで撮ってたら、最後の場面で、柳生但馬守の、歌舞伎的な口調故に名セリフになり、名場面になったという幸運が起こって、錦之助さんで撮って良かったね!という事になったそうです。
400年前の非情な政治の世界を描いて、その静かな残酷さにも説得力があって、各々の登場人物の運命の行方に釘付けになりながら、ラストの柳生但馬守の慟哭まで一気に引き込まれました。

この作品、そういう本筋意外にも、凄い見所があって、
志穂美悦子さんの、女優さんのこんな殺陣は、今の時代ではもう、どの時代劇でも見れないだろうレベルの殺陣が見れる。
里見八犬伝あたりのアクションスターの顔でもなく、演技派俳優の道をばく進していたアラサーの時の顔とも、みんなが知ってる40過ぎの真田さんとも勿論違う、【演技してない美男子高校生】の真田広之が見れる。

深作監督世代がいなくなってからの時代劇は、迫力がないとつくづく思う
描く対象が、ソロバンや学問で身を立てる武士とか、家族を第一に思う武士等にシフトしているし、世間も暴力はダメ!という風潮だから仕方ないのだろう、それにお金のかかる時代劇作りは難しくなってるそうだ。
でも、そんな時代なのに、昭和の国民的名作時代小説『燃えよ剣』のファンを敵にまわすようなキャストで、ジャニーズ事務所が、岡田准一の為に作るような時代劇映画は、簡単に作れるんだなぁ……という日本映画界の実情には、絶望したくなる。
battuta

battutaの感想・評価

3.0
この萬屋錦之介のキャラクターを据えながら、130分を展開させる剛腕。開き直りにも近い演出。職人・深作の底力。
yoc

yocの感想・評価

3.9
めちゃめちゃおもしろかった!
こういう邦画、いまはなかなかないなぁ
砂場

砂場の感想・評価

4.6
深作欣二の奇想が大爆発した本作、現実の歴史にはありえないぶっ飛びぶりは最高のエンタメだ。

二代将軍秀忠が死去、毒殺と噂される。三代将軍に長男家光(松方弘樹)を推す柳生宗矩(萬屋金之助)一派と次男忠長(西郷輝彦)を推す一派の暗闘が始まる。
諸侯を味方につける忠長に対し、柳生宗矩は息子の柳生十兵衛(千葉真一)を呼び戻し、根来衆を傭兵として引き入れる。家光は父秀忠の死は柳生宗矩達の企みと告白され一度は宗矩に激怒するも、これも宿命と諭され弟の忠長と一線構える覚悟を決める。
朝廷は徳川家兄弟の争いにどっちつかずの態度を決め込み、王政復古の機会を伺っていた。
柳生宗矩の陰謀で浪人衆、根来衆に家光を襲わせ公家の実条が惨殺され、忠長の仕業に見せかける。公家殺しの汚名を決められた忠長からは諸侯は離反して孤立した。家光は忠長に切腹を命じる。
柳生宗矩は根来衆が謀略の事実を知ることから、根来衆殲滅を息子の又十郎に命じる。十兵衛は父である柳生宗矩による根来衆惨殺の事実を知り、自分の大事なものを奪われたので、父上の大事なものを奪う決意を固める。

奇想天外なラスト、歴史をこんなエンタメに仕立てるなんて深作欣二の鬼才ぶりが全開。
豪華出演人の演技を見ていると面白いのは、3つの世界観が同居してて1つは萬屋金之助の歌舞伎的な世界、2つ目は松方弘樹、千葉真一のドロドロの仁義なき戦いの世界、3つ目は若き真田広之たちの青春映画っぽい世界。
それを無理に統一せずに自由な感じで各々演技させているので、どの世代が見ても楽しめる作りになっている。
深作入門としてはかなりお勧め出来る作品だ。

しっかし成田三樹夫はほんとに面白い役者だなあ、深作作品には絶対必要な人!!
個人的にはタランティーノ好きな方は深作作品は必ず気に入ると思いますっ☆
のき

のきの感想・評価

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キャストが超豪華!!
アクションシーンかっこいい!
萬屋錦之介さんの存在感と迫力は圧巻。
たなか

たなかの感想・評価

3.9
私が邦画で一番好きな監督、深作欣二監督のスーパーエンターテイメントぶっとび時代劇(と思っている)。

徳川の将軍の地位を巡る長男家光一派VS次男忠長一派の骨肉の争いをいろんなひとたち(忍者とか踊り子とか)を巻き込んで描いています。

はじまりからワクワクしかなくて、それぞれの思惑とか、裏切りとかもドキドキするし、忍の戦いとか、JJサニー千葉(千葉真一さん)のかっこいいアクションとか若い時の真田広之の見目麗しさとか、あの人とあの人の悲恋とか、見所が盛りだくさんです。

また、登場人物みんなキャラが濃く、知らなかった素敵な俳優さんにも出会えます。

あまり普段時代劇みない人にもオススメです!

このレビューはネタバレを含みます

チバシンの脂っこさ、キンノスケの浮きっぷり、ヒロキのドモリっぷり、ミフネの端役っぷり、ヒロユキの太腿。
物語というか演者図鑑。
キンジの苦労がしのばれるけど多分ノリノリだったと思うの。
それにしたってレイコ美し杉。
ナリミキのおじゃるが最高です。
え

えの感想・評価

3.7
深作欣二に演出されたい、


原田芳雄、普段の余裕のあるような演技も大好きだけどこういう隙のない演技もやっぱり魅力..
kka

kkaの感想・評価

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このレビューはネタバレを含みます

柳生茜や、まん、阿国ら
女性がとても魅力的だった。

すごく見た目麗しいし、
自分の信念の元に生きている感じが惹かれた。




クライマックスにはほど遠いところで、柳生家の人間がやられていくので、

柳生「一族」のはなしか??
但馬オンリーの話ではないか??
と思ったが

最後は、結局一族の問題だったなと。
狂気であった。
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