ももさく

天国からのエールのももさくのレビュー・感想・評価

天国からのエール(2011年製作の映画)
2.6
せっせとオカズを作りお弁当の配達に出かける陽。弁当を届けた先で車を壊そうとしていた高校生を弁償する金があるならやれば?と陽は止めなかった…。

一方、バンドをする3人の高校生は、その音がうるさいとクレームを受けていた。


大城陽〔ひかる〕(阿部寛)沖縄で弁当屋を営む。東京で工務店に勤めていた事もある。

大城美智子(ミムラ)陽の妻。

真喜志ユウヤ (矢野聖人)音楽の才能があるが色々ありやさぐれ気味だった。

比嘉アヤ(桜庭ななみ)バンドのメンバーの1人。

伊野波カイ(森崎ウィン)バンドのメンバーの1人。

仲村キヨシ(野村周平)バンドのメンバーの1人。

大城千代 (吉田妙子)陽の母親。

大城あかり(謝敷玲来)陽の娘。

真喜志愛子 (きゃんひとみ)ユウヤの母親でスナックで働く。

他出演者→田辺啓太、ヒガリノ、吉田瑠歌、玉城たず子、まーちゃん、前原エリ、玉城満、田原雅之。

「どうしてそこまでするの?他人の為に」

前々から見たいと思ってた作品。仲宗根陽氏の実話を基にした沖縄が舞台の作品。たまたまやってたから録画して鑑賞。

野村周平が地味な役なんだけど、チャラめのイメージが強いから、黒髪地味めもいいんじゃない?と思いましたね。私の中では女優より「サマーウォーズ」の声優のイメージが強いけど桜庭ななみがかなり可愛い!でも歌が残念。森崎ウィンはイメージ通り。矢野聖人は知らない俳優さんかと思って見てたら何か最近見たような…と思ってたら「ラジエーションハウス〜放射線科の診断レポート〜」にメインメンバーで出てました!。今は売れてる俳優さん達が若い若い!!。

相談もせずに色々勝手にやる旦那は私は嫌だな。でも奥さんもおばあちゃんも本当に心が広い。

「ドラゴン桜」見たせいか阿部寛がこの作品でも先生に見えてくる。他人なのに色んな人の世話焼きが凄い。

にいに、セミのマネ、結婚式、大雨、親友、カセットテープも印象的。

ルールが素晴らしいね、最近の子は…って若い子でくくるのは良くないし大人でも挨拶しない人多いもんなぁ。知らない人になんて挨拶したら危ない!みたいな世の中になりつつあるからかなぁ。だからお散歩とかしててこんにちはって言われるとまだ挨拶してくれる人もいるんだなぁと嬉しくなる。職場でも出勤したら朝昼晩関係なくおはようございますって言うんだけど、言わない人もいるしなぁ。裏隣りの家の子供も窓開けたらいたから挨拶したら無視された事あるしなぁ…言った方が感じいいのにーって思ってしまうけど、ストーカーとか変な人とかも実際いるから感じ良くするってのも難しい世の中だ。

恋愛とか友情とか特になくて、ただひたすらやりたい事を頑張る若者を応援するおじさんの物語って感じでした。

実話だと思うと凄いね。後、エンディングが全然知らないバンドだけど凄くいい。ステレオポニーの「ありがとう」。