Jimmy

喰いついたら放すなのJimmyのレビュー・感想・評価

喰いついたら放すな(1960年製作の映画)
4.0
自動車を盗まれた男と自動車窃盗団との戦いを描いた映画で、ピーター・セラーズが悪役を熱演している作品。
こういうマイナー映画は、キープのDVDならでは…😁笑

うだつの上がらない化粧品セールスマン(リチャード・トッド)が営業成績を上げるために月賦で無理して買った自動車は、窃盗団に狙われて、いとも簡単に盗まれてしまった。
自動車会社の経営者(ピーター・セラーズ)は、普通に自動車販売している裏で自動車窃盗してナンバー変えたり塗装変えたりして転売しているワルのボス。

しかし、このセールスマンは自動車を盗まれてからというもの、仕事もろくにせず、自動車探しを「喰いついたら放すな」のタイトル通り、徹底的に探し回る。この根性が凄い!
ただ、営業成績向上のために買った自動車のために仕事をホッタラカシ……って、クビになりそうでかなりヤバい!🤣笑

冒頭テロップで驚いたのだが、この楽しい小品を監督したのがジョン・ギラーミン!
後年の超大作映画『タワーリング・インフェルノ』・『キングコング』などを作った監督とは思えないが、初期はこういう映画も作っていたのか……🙂

眼が釘付けになる場面もある「掘り出し物の佳作」であった🎥✨✨✨



[MEMO]
個人的に「ブラックジャック大全集(全15巻)」を一気通貫で読了したので、ようやく映画を観る時間ができた。この大全集、惜しいのは「雑誌掲載バージョン」でないこと。
まぁ、雑誌掲載版は30年ぐらい前に国会図書館で大量コピーしてきたので雑誌未掲載の2作(「快楽の座」&「指」)含めて、いつでも読めるのだが…。
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