くるぶし

ムーランのくるぶしのレビュー・感想・評価

ムーラン(1998年製作の映画)
3.9
普通にめちゃ面白い。
弛まぬK.U.F.U(©︎ライムスター)で男たちを出し抜き中国を救うムーランネキまじかっけ

98年公開だが非常にフェミニズム色が強い。まず前フリで女はおしとやか!いいとこに嫁ぐのが自分も家族も幸せ!女はそうあるべき!みたいなことめっちゃ言う。今読んでくれてる人が想像している5倍以上は言う。
正直フリ過ぎていて伏線としては下品だがそれ相応の昇華のさせ方はしている。
そもそもディズニー映画としては初に近い試みだったと思われるし、当時の状況から考えてもこんぐらい振り切ってた方がいいんだろね。

絵のタッチも東洋風で非常に新鮮。意外と合っている。アジア人が細目で描かれがちなのはまあしゃーなし。快くはないが。

キャラも魅力的。最初は虐めてた奴らもムーランの実力を認め戦友になってくあたりグッド。
あと吹き替えで見たのだが、ムーシュー役の山寺宏一氏が絶品だった。たぶん世界一のムーシューだと思う。

実写が公開延期ということだがより一層楽しみになった。
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