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愛・アマチュアのshizuqのレビュー・感想・評価

愛・アマチュア(1994年製作の映画)
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22時を過ぎて観る映画は面白くても並大抵の映画でないと寝落ちしてしまうが、この映画は進めば進むほど目が覚めていき最後ものすごい威力の余韻を残していった。

最初、死体をみて女性が逃げるシーンから何かおこる不穏な雰囲気満載(すでに起こっている)で惹きつけられるが、その後の、カフェで女性がポルノ小説を音読するシーンもどこか可笑しく、その不思議な空気感に気づけば没頭していた。

登場人物たちはみなどこか変わっていて、可笑しみを含んでいる。ソフィアがジャックと電話している時急に表情を変えるところやジャックの手下②がやたら関係のないことばかり喋るところとか、そういう細かいけど人間らしい描写が好きだったな。
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