サラリーマン岡崎

8月のクリスマスのサラリーマン岡崎のレビュー・感想・評価

8月のクリスマス(2005年製作の映画)
4.7
山崎まさよしに惚れる映画でした。
別にイケメンでもない30半ばのおっさんなのに、
いつの間にか俺も恋してる…?
というほど主人公を愛おしく感じました。

ただの写真屋なのに、街の子供達たちとも兄弟のように話す。
関めぐみ演じる教師の方が生徒たちと距離があるように思える。

全然死ななそうに見える愛おしい彼、
でも実際には刻々と死は近づいていて、
その悲哀と関めぐみの孤独がそれらを見せないように描かれるのが、
逆に苦しい。

写真屋って今はないよな、
そんな時代の流れも感じた。
この頃はよかったな。