キモサベ

スパイ・バウンドのキモサベのレビュー・感想・評価

スパイ・バウンド(2004年製作の映画)
2.7
2024年10月再鑑賞 動画配信

武器商人の輸送船の爆破作戦を決行するため、スランス人スパイの男女がモロッコへ飛びます

しっかし、世の中には敵味方、スパイがこんなに街にウヨウヨいるとはねぇ・・・10人に1人はスパイです、きっと 
みなさんも気を付けた方が・・・関係ないか、すみません

さて、女の方ですが今回の仕事を機に足を洗おうと考えています・・・字幕で「親や友達を欺く生活、親友などいない・・・」と疲弊してしまったようです 

さて、無事に任務を終え、帰国する二人でしたが・・・

感想です
ズバリ、時間の配分がどうだったか?・・・です
110分の映画、前半(見ると、ちょうど“55分”だ)が冒頭書いた“作戦”部分、後半が帰るところから・・・です

明らかにテンポが異なってきます 
ダラダラした(失礼)スパイ映画が、ガラッとサスペンス&アクションへ・・・てな具合です
観客としては明らかに後半部分に心が踊らされると思います・・・っていうか、なんだ、だったら早く観せてよ

だったら、前半を詰める(短く)するか、後半に時間をかける(長くする)か・・・どちらかでしょう
当然、これ以上長いのは“勘弁”・・・です
本作は、皆さんのスコア見てもわかる(低っ!)ように、お客さんは明らかに前半で“ダレ”てしまったのだと思うのです

お客さんって、“敏感”なんですよね・・・“スパイ”以上に

【追伸】
女スパイのリザ、男スパイがジョルジュ
リザ役にモニカ・ベルッチ、ジョルジュ役にヴァンサン・カッセル、共にヨーロッパ映画のみならず、アメリカの作品でも活躍する一流の俳優さんです
本作でも役どころを見事にこなされていましたです

・・・となると、『残念な結果』は製作スタッフ、監督はもちろんですが、編集あたりに目が行ってしまうのです

【脱線】
リザが収監されますが、その環境
真っ白い壁に囲まれ、淡い光が注ぐ完全個室“物件”(笑)
しかも広い、SFか?

自分も一度“入って”みたいくらいです
キモサベ

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