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花の二十八人衆
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花の二十八人衆の作品紹介

花の二十八人衆のあらすじ

勝新太郎の中政兄いが、笑いの二十八人衆の先頭切って痛快無比の毆り込み!慶応三年、徳川幕府に勝った官軍が京都から江戸へ進駐を開始した頃のある日、東海道清水の町に辿りついた町人政吉(勝)はひょんなことから、次郎長身内の中政だと身分を偽った。

花の二十八人衆の監督

斎藤寅次郎

原題
製作年
1955年
製作国・地域
日本
上映時間
87分
ジャンル
時代劇

『花の二十八人衆』に投稿された感想・評価

愉快な次郎長パロディ。京から江戸へ、官軍が進駐軍さながら街道にパンを配って人気取りの進軍、女たちもカッコいいとすっかり官軍兵士に夢中だ。江戸に着く前の厄介は清水に大親分次郎長が居ることで、官軍は清水と犬猿の保下田の久六一家を利用して、地域ボス一掃の計画を練る。そこに、ひょっこり現れた調子の良い旅烏がカツシン、次郎長子分となって大政小政の間を取った中政を名乗る。清水の次郎長=市川小太夫、お蝶=入江たか子、森の石松=田端義夫、下っ端=堺駿二、広沢虎造、益田喜頓、清川虹子他の布陣で、維新期の次郎長一家のドタバタに、敗戦後の日本の混乱を重ね描いた風刺劇である。斎藤監督、きちんと書かれた脚本があると流石にしっかりした仕事をする。ギャグも各種豊か。特に石松片目になる原因ギャグにビックリ。そんな中、綺麗事言ってても、子分を特攻隊みたいに都合のいいよう使い捨てる、時代が変わってもただのボスじゃないかと、次郎長が女から糾弾されるくだりには、異物のような真剣さを見せる。戦争が終わってまだ10年の映画である。快作であった。

斬られ役で一瞬エノケン出るサービスがある。