天豆てんまめQOne

007/ダイヤモンドは永遠にの天豆てんまめQOneのレビュー・感想・評価

007/ダイヤモンドは永遠に(1971年製作の映画)
3.5
007シリーズ第7作。

ジョージ・レイゼンビーが1作で降板して、ショーン・コネリーが1作復活で話はスペクター首領のブロフェルド復讐で地続きな感じで始まるが、ボンド一気に老けた印象。

全編コメディタッチで、歯医者のフリして相手の背中にサソリ🦂を入れる変な殺し屋コンビや水着で新体操する女殺し屋や宿敵ブロフェルドの整形や女装までおふざけモード多数。ダイヤモンドの密輸業者役のボンドガールは印象が薄い。

当時の大富豪ハワード・ヒューズの協力でラスベガスでの大掛かりなカーチェイスもあり、クライマックスの海上油田シークエンスは良かったが、ボンドが暴走させる月面探査車は安っぽい感じ。

この後、ロジャームーア時代の甘緩い感じに突入する予兆かコメディ感の強い印象。

やっぱり初期4作の方がインパクトあった。