とぽとぽ

寝取られ男のラブ♂バカンスのとぽとぽのレビュー・感想・評価

3.5
失恋後遺症と人生小休止。現実逃避のつもりが現実と向き合うことに!未練と意地の張り合い、そして体だけじゃない愛される喜び。新説:他人の幸せが太陽より眩しい場所それがハワイだ!
地味に働き者《ジェイソン・シーゲル》が『SEXテープ』同様お得意の下ネタ・セクシャルな話題をテーマに脚本&主演で描くR指定コメディ。衣類もかなぐり捨てて文字通り全身全霊で挑んでいる。そして彼自身が音楽に精通しているのだろうけど演じる主人公の仕事はいつもクリエイティブ?ラッセル・ブランドもお得意の破天荒なロックスター役で安定にポイントを稼いでいる。ラッセル・ブランドとスピンオフ『ロックスター再生計画』でも共演しているジョナ・ヒルに、存在だけで笑えてくるビル・ヘイダーも出演していて、ジェイソン・シーゲルがジャド・アパトーの『フリークス学園』から売れたことを考えると彼もまたアパトーギャングでもおかしくないなと(そして自分もここに加わりたいなと)思った。実際製作アパトー・プロダクションズ。相手役のどこかエマ・ロバーツも彷彿とさせるミラ・クニスは日本語も披露しているし、彼女らしい魅力をしっかりと放っている。対比が見事で、脚本も務めたジェイソン・シーゲルの実体験として男女関係のこじれ&共に過ごした歳月・過去だけでなく同時にレッドカーペットやフォトセッションとかの経験があるだろうからこそをそれらを生かしたユーモアが秀逸。まからロマコメのフォーミュラ・ステレオタイプにハマらない。おまけにまさかのウィリアム・"じゃないほう"ボールドウィンが劇中劇に出演している。ポール・ラッドはやっぱりコメディ。

「『ソプラノズ』と一緒、もう終わったんだ!別の番組を探せ」「実を言うとずっと君のことばかり」
TOMATOMETER83 AUDIENCE76
With ample laughs and sharp performances, Forgetting Sarah Marshall finds just the right mix of romantic and raunchy comedy.
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