西東京

銃殺の西東京のレビュー・感想・評価

銃殺(1964年製作の映画)
5.0
「生きてるのか?」「すみません」見ちゃいけないような黒く蠢くなにかが映ってた気がする。現実からも戦場からも切り離された雨と泥濘の空間で行われる裁判っぽいだけの死の手続き。ここに正義とか倫理はないし、処刑前日だろうがバカにされる。死を全く特権化してない。85分かけて肉体も精神も踏みにじる。二度死。
見始めてから自分の苦手な裁判映画だって気付いたけど、画面が禍々しくて全然見てられた。
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