ゆう

レ・ヴァンピール -吸血ギャング団-のゆうのレビュー・感想・評価

3.6
1~4話まで

パテ社対抗のために数週間でこれをこの当時作るというのはかなり困難かと
そのため舞台のように撮られていて映画的な発見には及ばなかった

ミュジドラがイルマデュップ役として
元々はイルマデュップはヴァンピールのアナグラムらしい

アイコンとしてのフリッツラングやルノワール、オーソン・ウェルズ、現代だとアサイヤスとなるがはっきりいって
生まれた時期の差であって彼らのような天才はアイコンとしてもミュジドラがいなくとも同等の傑作を撮る必然性にいた言える

同時期ならグリフィスの方が重要と言わざるを得ない。
10年代に絞れば、メリエス、シェストレーム、セシルBデミル、牧野省三となるけど


まぁヴァンプというアナグラムが裏の要素として映画史的にもある

ゼタバラ、アスタニールセン、連続活劇もので且つ女優ならパールホワイト

パールホワイトについてはほぼそのフィルムが失われている。
ポーリンの危機が全巻どこかに発見されでもしたら死ぬまでにちゃんと見ておきたい

ルイ・フイヤードはその意味では恵まれてる

続きをみて判断したいが面白さより歴史的存在意義の方が高い

また屋根を乗り降りするのはなんだろう。
ロケを行っているのでフィルムが感光する日中が最適だけど、あそこが他に比べてやけに良いよね
ゆう

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