れーちゃん

灼熱の魂のれーちゃんのレビュー・感想・評価

灼熱の魂(2010年製作の映画)
4.5
双子の母、ナワルが娘とプールに行った際、突然の放心状態に陥り突然死を迎えてしまう。
ナワルが秘書を務めていた弁護士から、双子宛の二通の手紙を受け取る。それは「父」と「兄」宛のものだった。
どちらの存在についてもこれまで言及されてこなかったが、双子はそれぞれを探しに旅に出る。
それは、母の人生を知る旅でもあった。。

予備知識なしで見て欲しい。
10代の頃の自分が見ていたらこれほどの気持ちになれなかったかもしれない。大人になってから鑑賞することができてよかったと思える作品だった。

ドゥニ・ヴィルヌーヴは壮大な不思議SF映画を作る監督だと思っていたが、本作は「母の真実」をテーマにしたミステリー作品だ。

色んな意味で素晴らしかった。伏線の回収が上手い。しかし、1箇所どうしても気になってしまった箇所があるので、本作を見たことがある人と議論させていただきたい。。笑

ちなみに、今のところアマプラでしか観れないんだけど画質が酷すぎるのでなんとかして欲しい。
れーちゃん

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