ケイシーライバック

灼熱の魂のケイシーライバックのレビュー・感想・評価

灼熱の魂(2010年製作の映画)
5.0
これは、すべてを憎んだ女の赦しに至るまでの物語である。
母が残した、痕跡の点と点を結んだとき、母の全てが明瞭になり、残酷な現実を突き付けられる。
そのとき、残された者はどう思うのか。
憎しみの連鎖は断ち切られるのか・・・・
この映画を観て全てが明らかになったときに感じるのは解放感ではなく、深い絶望だろう。