ふぁんたずま

ションベン・ライダーのふぁんたずまのネタバレレビュー・内容・結末

ションベン・ライダー(1983年製作の映画)
4.3

このレビューはネタバレを含みます

区画整備された道とかを無視して走り回る存在としての子どもたちが魅力的だった(塀を乗り越えたり橋の下に落ちたり、さらに会議のお座敷を歩き回るフィールドにしてみたり)(時として超えたりする先生の中間的な性格もある)。そうしたありようが、映画としての論理つぎはぎさ(前の場面のどういう論理から繋がってこうなっているのかとか全然わからないところがたくさんあった、藤竜也に接触しよう!って感じのタスクのシーンとか、なんで??感すごかったし、ヤクザの構成中盤まで全然わからないし)とか、ロードムービー(実際の場所をモチーフにしている場合、地図を頭に入れているのとないのとじゃあぜんぜん鑑賞経験が異なってくるという、考えてみりゃあ当たり前なんだけど)としてありながらも、移動課程とかがだいぶ省略されているせいで築いたらどこにいてどこに向かっているのかとかがぜんぜん分からなくなってくる感じとかと結びつきつつある感じもした(なんかめっちゃ長いのカットした結果としてこうなったらしい)。ギンギラギンにさりげなく。