復讐劇。
善悪の判断は難しい。

追うもの追われるものの繋がりに
魅力的なものあり。

ただ演出が大胆すぎて、
リアリティには欠けるも、
かえってそこが魅力とも言えるか🤔。

監督のアランドワンは、
サイレント期から活躍しているようで、
それを思うと納得の作品だった！

御贔屓イヴォンヌデカーロは一人二役😊。
男勝りと美女を演じ分ける🥰。

コーネルワイルドに、
レイモンドバーが、
追うもの追われるもの。
キャストが好きだとそれだけで満足感あり😆。

前半はなかなか心抉られる展開だった😰。

ナイフと投げ縄で闘うメキシカン西部劇。舞台が定住地→田舎→雪山と『捜索者』並みに移り変わるが、窓を介した内/外の銃撃戦を序盤とラストで対応させている。
蝋燭を消すと窓外から漏れる光が屋内を淡く照らす照明設計、ドキュメント性に満ちた傾斜の俯瞰など凡庸な物語に反して随所に見事なショットがある。

正義漢が卑劣な男たちに腹を据えかね次々と復讐していく話で、『逮捕命令』『悪の対決』『断崖の河』といったドワン後期の傑作に比べると複雑な葛藤を欠く印象。
とはいえ闇に深く浸された画面、ラスト近くの雪山の斜面での追跡等の見どころはある。