4歳の時にロックミュージシャンである父親を目の前で亡くし、口も聞けず耳も聞こえなくなってしまった8歳の少女エイミー。そんな彼女を救ったのは売れないミュージシャンのヘタクソな歌だった。
うーん。会話はできないけど音楽や歌声は聞こえるという奇抜な設定ながら、少女の変化によって街の人たちも歌ったり音楽を奏でたりと巻き込まれていく超絶ベタなストーリー。設定の割には物語が平凡すぎるので、なんか凄い歪に感じた。演出もやたら古臭いし、映像の低予算っぽい感じも相まって、華のないディズニー映画を観ているような感覚になった。
主役のアラーナ・デローマ、歌も上手だし可愛いのにこれ以降は特に映画に出ていないのがとても勿体ないね。