洋画に目覚めた小学３年の時に『タワーリング・インフェルノ』から始まり、翌年『ジョーズ』に続き本作に夢中になったっけ。
この度、Stingrayさんがブルーレイ化してくれたので速攻で購入。久ぶりに鑑賞する事が出来た。感謝。
久しぶりに鑑賞するとこれが見事なまでに名作『ジョーズ』を表面的に舐めた様な作品。それでも、そこそこ見られるのは『パニックものの黄金のテンプレート』だからだろうか。それでも折角3人の男を揃えたのに男のドラマを描き切っていない所が残念だった。何故、動物学者になったとか、描けるドラマは幾らでもあっただろうにね。
そして鑑賞中に思ったのが、クリストファー・ジョージが喧嘩する上司の管理責任者。『ジョーズ』の町長の様な悪質さはなく、主人公と流儀が合わないだけに映っていたけどね。
一方で、良い所は、女や子供を容赦なく痛めつける所だね。それとバズーカ砲でドーンと、そして少々の余韻を残して終わりという潔さは好きだね。音楽も国立公園を舞台とした作品にマッチした哀愁のあるものだった。
こうなるとタコの『テンタクルズ』やシャチの『オルカ』とかまた見たくなってきたなぁ。
