友人に好きだと思うよと教えてもらった作品。
そういう出会い方が結構スキ。
そしてこの雰囲気の作品は好みです(やっぱり!)。
チャップリンの作品を観ているような細かいユーモア満載、
セリフを極限まで無くすことで得られる想像性と描写から感じる感情・時間・温度・繋がりなどなど。絵本を読んでいるようななんともいえない感覚。こちらに委ねられた各々の感じ方で鑑賞させてもらえる感じ。
何度も観ることでもっと味がしてくると思います。
少女アリスから白いヒールが素敵と伝えられ、ショーウィンドウの値段に驚きその場を立ち去る際のタチシェフの目線の動きはアニメーションとは思えなかった!
どのキャラクターも個性が溢れていて愛情を込めて誕生したのがわかるし、どの街の描き方も素敵だったし、細かいストーリーの展開が意味を成していて観入ってしまった。