アンダーザセイムスカイ

イリュージョニストのアンダーザセイムスカイのネタバレレビュー・内容・結末

イリュージョニスト(2010年製作の映画)
3.9

このレビューはネタバレを含みます

ベルヴィルランデヴーは好きな映画。
あ、その監督なのか。

ジャック・タチ。何度も見かけてきたけれど
映画を観たことはないや。
タチが脚本を書いて娘に渡していたんだって。

主人公の名前はジャック・タチシェフ
ジャック・タチの本名

1950年代のパリ。 初老の手品師タチシェフは、 ドサ回りの 日々。
そんなある日、 イギリスの離島を訪れたタチシェフは、ひとり の貧しい少女アリスと出会う。 手品師を何でも叶えてくれ る”魔法使い”と信じ、 島を離れる彼に付いてきてしまうアリス。
やがて、 落ちぶれた自分を尊敬の眼差しで慕うアリス に、いつしか生き別れた娘の面影を重ね、 彼女を喜ばせるべく 魔法の呪文とともにプレゼントを贈り続けるタチシェフだったが…

ほとんどセリフはない。
そんなことなる?っていうことが ちょっとした日常の仕掛け、みたいなアニメーションが楽しい。

アリスの純粋さは「人の気も知らないで」なんて イライラさせもするけれど
そのぶん優しくするのが当たり前になっていて
人を救う。
わい自身も"優しい自分どう?"みたいなのをしない 当たり前に優しい人でありたいなぁ

ちょっと不思議の国のアリスの要素がありますね。ウサギ。芸人たち。服。魔法。

点数高めになったのは ちょうど こういうのが観たかったんだと思う。