雨のなかの男

ランブルフィッシュの雨のなかの男のネタバレレビュー・内容・結末

ランブルフィッシュ(1983年製作の映画)
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このレビューはネタバレを含みます

UーNEXTで鑑賞。クリスマスプレゼントに夢中になってる娘の横で鑑賞。『理由なき反抗』のジェームス・ディーンの青臭さを彷彿とさせるマット・ディロンの青臭さと、ニューシネマを代表するデニス・ホッパーの堕落っぷりが本作の要かと。多くを語らずもカリスマ性を匂わせるミッキー・ロークの演技も渋い。マット・ディロンは兄貴を尊敬してやまないが不良少年を演じる。しかしその兄は過ぎた青春に対してシニカルな眼差しを向け、弟を諌めようとする。デニス・ホッパーたちのあの時代の熱気は一体どこへ消えたのか。そしてそれは本当に素晴らしいものだったのか。どこか寂しさを感じるいい作品だった。
雨のなかの男

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