BOB

Vフォー・ヴェンデッタのBOBのネタバレレビュー・内容・結末

Vフォー・ヴェンデッタ(2005年製作の映画)
4.0

このレビューはネタバレを含みます

第3次世界大戦後、全体主義・独裁政権となったイングランドが舞台。仮面の男"V"の"Vendetta(血の復讐)"。DCコミック原作のダークヒーローもの。

「言葉よりも理念が上回る」

「自分より大切なものに対する愛」という理念そのものが"V"なのかなと思った。愛は、差別や統制、拷問による恐怖でも壊れることはなかった。その理念は手紙を通してヴァレリーからVへ、Vからイヴィーへ、そして国民へと受け継がれていき、体制崩壊へと繋がった。

脚本は『マトリックス』のウォシャウスキー兄弟。スタイリッシュなアクション、チャイコフスキーの"1812"に合わせた爆破シーン、ナタリー・ポートマンの坊主姿も見所。

📝ガイフォークス・・・1605年11月5日、議事堂爆破未遂犯。国家への抵抗と革命のシンボル。「忘れることは許されぬ。人々の記憶の底にとどめておけ」


" Remember, remember, the Fifth of November, the Gunpowder Treason and Plot. "

"Are you, like, a crazy person?"

"People should not be afraid of their governments. Governments should be afraid of their people."

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