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Vフォー・ヴェンデッタのKeyのレビュー・感想・評価

Vフォー・ヴェンデッタ(2005年製作の映画)
4.0
shiroKyogokuさんとシュガーオレンジさんの
ベストムービーということでお二人のレビューを読んで、ドキドキしながらの再観です!

舞台は第三次世界大戦後の英国近未来。
夜間は外出禁止。政府に監視され抑圧された世界の話。

自らの理念の為に、死刑にされた男ガイ・フォークス。(ブレイブ・ハートのウォレスの様な男)
彼の理念を受け継ぎし男”V”はガイフォークスの仮面を被り異常な世界を正す為に正義の鉄槌を下す。

これは面白いです!
以前観た時は設定がよく分かっていなかったのと
彼の正義が理解できていなかった。
というより難しい話だなという印象でした。

再観して分かったことはVがカッコいいということ。
そしてイヴィー(ナタリー・ポートマン)が可愛いということ(*≧艸≦)
抑圧された世界を救うのは理念だということです!

圧倒的な正義の前には、容赦は無用。
無慈悲な二刀の剣さばきには惚れ惚れします。
常軌を逸した彼の行動には憎しみが根源にあり
仮面は顔を隠す為では無く、仮面こそがVそのもの。
手には火傷の跡が深く残り、彼の過去に何があったのだろうかと考察させる。

テレビ局で働くイヴィーには過去の出来事で心に深いトラウマを抱えており、Vの理念に賛同するが。そこまでするかと思うほどのVの行動で、彼女の中の本能は強制的に目覚めて…。

人は誰でもVになれる。
Vの理念とは。そして彼の目的とは。

Vの流れる様な言葉の数々は1度観ただけでは
分からないかも。
2度目で彼の理念に触れ。
3度目はもう少しVの言葉を噛み締めたい。
そんな作品でした♪(´ε` )
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