この作品で「エキストラ」で参加しました。あしたのジョーの大ファンだったので作品の世界観の中に入れただけで感動の嵐。
中でも伊勢谷さんの役作りの原料のすさまじさ。そして撮影中での観客への優しい言葉などもとても印象に残ってます。香川さんと今は亡きトレーナー梅津正彦さんは撮影の合間にスパーリングをしてました。
60年代の雰囲気がとてもよく出来ており、映画用にコンパクトにうまくまとめられているのでとても見やすい。肝心のボクシングシーンでは伊勢谷さんが数回本気でぶん殴られるシーンがありスーパースローで顔がグワングワンに変形。そうした役者陣はとても魂込めてがんばってた。
ただ格闘映画、スポーツ映画としてはやはり試合のシーンの盛り上がりが薄い。そして力石戦のあとにやたらと間延びしたシーンが多い。この力石戦からラストが一番大事なシーンだというのにだ。。。。
撮り方によっては、ロッキーをも超える作品になってただろう。本当に惜しいと思う。
主演の山Pもよかったが、ジョーってもっとノリノリのおちゃらけた面もあるはずだがすかした面だけなのも残念ポイントである。
