このレビューはネタバレを含みます
「若者は負ける事を考えない。負けても諦めないものよ」
みたいな感じの台詞をメーテルが言ってたので、諦めない限りは人が老け込んじまう事なんて無いんだろうな
前作で機械化母星は破壊したものの、未だに機械人間と人類の戦いは激化の一途を辿っていた
地球で抵抗軍の1人として勇敢に戦っていた鉄郎の元に、メーテルからのメッセージが届き、再び999号に乗って旅に出る事になる
みたいな話！
黒騎士ファウストのデザイン的な元ネタは
『アマデウス』のポスターに描いてある、あの格好良いヤツだと思うっす
あと名前の由来はゲーテの『ファウスト』で
時間を操って鉄朗を過去に送り込んだりするのは、『ファウスト』の主人公・ファウスト博士が悪魔に魂を売って得た力で色んな時代に行くからだと思います
前作が、メーテルと鉄郎が母親と訣別する話だったのに対して
今作は、鉄郎が父親と対決し、本当の意味で一人前の男になる話でした
汽車に乗ったメーテルを見送る、前作のラストからひっくり返して
メーテルが駅のホームから鉄朗の旅立ちを見守るのも素敵でした
