私の知り合いのなかで一番頭が良いと思っている人が、2000年頃のある日「ゲーム理論」について、興奮して熱く語っていたことがあった。
ゲーム理論の素晴らしさに感銘したようだったけど、私自身はゲーム理論はよくわからなかった^^;
その「ゲーム理論」のアイディアでノーベル賞をとったジョン・ナッシュの伝記的な映画。
学生時代、学校の先生から、脳は人の2倍、ハートは人の2分の1と言われた数学の天才の男は、人付き合いが出来ず、三流大学に通うなど、決して人生がうまくいってなかったものの、
大学生のある日「ゲーム理論」を考え、世間から一目置かれるようになる。
その後、いろいろあるけど、途中のある人のある発言から、ここまでの展開を含めて、どこまでが事実で、どこからがジョン・ナッシュの妄想の話かわからなくなる。
終盤、妻に支えられながらジョンが妄想と戦うシーンが見せ場なのでしょうが、私はあまりハマらず。
ラッセル・クロウさんの演技がなんとなくだけど違う気がした。
比較するのも違うけど、「レインマン」でのダスティン・ホフマンさんはほぼ完璧な演技だったと思うけど、ラッセル・クロウさんはそこまでなりきれてないように感じた。
あと天才数学者の話しで、“妄想が見える"をメインテーマにしたのも個人的には違う気がした。