真実の愛がここまで強いものだとは。
この作品は一言では表せない。
真実を求める数学者は、何をもってして真実を求めるのか。
そもそも真実とは。
一体現実とは、愛とは、そして自分とは。
この世に確実なものなんて何一つとしてなくて、何を信じるかで全てが変わる。そしてなぜ信じているのか。なぜ信じていると言い切れるのか。
愛とは宇宙と同じである。信じているから在るのである。
理屈抜きで、信じているから。これでいいじゃないか。
圧巻の展開に舌を巻いた。
この作品は自分の思想とか信条を根底から覆す。
それほどパワーのある作品でありながらも、これが実話というのだから驚く。事実は小説よりも奇なり。全くその通りだ。
この作品は是非カップルに見てほしい作品になっている。
愛し抜く。その覚悟は並ではないはずだ。