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ビューティフル・マインドのtanananosaのレビュー・感想・評価

ビューティフル・マインド(2001年製作の映画)
4.1
数学ってこんなにロマンチックな芸術なのか。数学と運命って似ているかも。解き明かそうとすれば数学、そういうものと捉えるなら運命。とも言えるのだろうか?

天才が天才として生きるには、よき理解者が必要だと思った。理解者の負担は大きいかもしれないけれど、理解者がいなければ、天才は天才として認識されない。(理解者は1人とは限らない。増えたり、減ったりもすると思う。)
天才に限らず、人間は誰しも大小何かしらの得意とする能力を持っているのだろうと感じている。ただ、生涯でそれに気付けるか、続けられるか、伸ばせるかは人それぞれ。理解者に出会えて、その理解者が理解を続けようとしてくれるのって、幸せなことだと思う。魅力的な人間だからこそ良き理解者に出会えて、寄り添ってもらえるのだろうか。

映画の展開としては、何も調べずに観たため、次はどうなるの?これって何ジャンルの映画なの?と行先が非常に気になった。あんなに様々な展開が待っているとは。そしてその理由も。

図書館も良かった。窓に書かれた数式は、模様のようで美しかった。(もはや難しすぎて模様にしか見えない笑)

好きな言葉をメモ。
「まず何かやり遂げろ。」
「知ったことを言うのはいつも外部の人間だ。」
「神様は画家ね。だから色彩を創造した。」
「この世に確かなものなどない。それだけは確かだ。」
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