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禍福 後篇のseapony3000のレビュー・感想・評価

禍福 後篇(1937年製作の映画)
5.0
自分からはなんにもしない深刻ぶった嘘つき野郎の高田稔がひたすらむかつくんだけど、入江たかこもお嬢の竹久千恵子も".女の味方は女"をモットーにそれぞれ女の現在をやっていた。イリタカの親友のミチさんこと行動派の逢初夢子さん(お名前なんてよむの?)が本当によかった!自分の産んだ子を手放す、っていうこれをやるしかないっていう新しい解放と自由が新鮮。この年の映画でいちばん新しかったのでは。イリタカの書く手紙の怨念の強度と実際での表情や態度とかまったく印象が違うのが不自然にみえてそれもまた現実かなと。ほんと気持ち悪いトレンディードラマで嬉しさにゾクゾクした。
主題歌は「我が子思へば」と
「女の味方は女だけ」コロムビア
フルで聴きたい〜〜
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