ぴくたん

檸檬のころのぴくたんのレビュー・感想・評価

檸檬のころ(2007年製作の映画)
2.0
2015.2.11 WOWOW鑑賞

《あらすじ》
とある地方の田舎町。高校3年の加代子は成績優秀で、東京の大学へ進学すると決めていた。野球部員の巧は、そんな彼女に中学以来想いを寄せていたが、部のエース・富蔵が先に告白してしまい、急速に距離を縮める2人に焦りを感じていた。一方、音楽ライターを夢見る恵は、屋上で軽音楽部に所属する一也と音楽の話で意気投合する。2人は最後の学園祭で一つの曲を共作しようと約束し、恵の一也に対する想いは次第に募っていく。

《感想》
加代子と恵の恋が並列に進んでいく物語。
なので纏まりがなくて、ごちゃごちゃしている印象を受けます。

主演は加代子演じる榮倉奈々なのだが、谷村美月の存在感が大きいのです。表情がすごく豊かですよね、この女優さん。
恵の相手役である辻本は平川地一丁目の林直次郎の起用も挑戦を感じましたが、演奏シーンを重要視したとはいえ、セリフ回しの違和感を拭い去るレベルに至っていないように思えました。
同日に「あの頃、君を追いかけた」を観た後だったので、辛口評価かもしれません。
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