ひろっぴ

ハリーの災難のひろっぴのネタバレレビュー・内容・結末

ハリーの災難(1955年製作の映画)
3.7

このレビューはネタバレを含みます

【とりあえず4人はハリーを謝りなさい。】
鑑賞日…2018年5月5日~DVD

「ハリーの災難」DVD 字幕版で鑑賞。

*概要*
ある小さな村でハリーという男の死体が見つかる。村では様々な理由で「自分がハリーを殺してしまったのでは?」と思い込む人物が何人もいたため、彼らはそれぞれの保身のためにハリーの死体を埋めたり掘り返したりすることになる。やがて村の保安官が動き出し、事態は意外な方向へ展開していく。

*主演*
エドマンド・グウエン

*感想*
ヒッチコック作品巡り第七弾!今回のヒッチコック作品はコミカルに描かれてるし、ユーモアを前面に出してるのが印象。他の作品では、サスペンス&シリアスな要素が強くてもユーモアを忘れない。それに対して、今回はコミカルに描かれてた。

ハリーを誤って撃ち殺してしまったと思ってるアルバート、ハリーの死体を見て何故かスケッチを描く絵描きのサム、夫の存在が嫌になったハリーの妻・ロジャース、突然襲ってきて正当防衛の為に靴のかかとで殴ったと告白するグレブリー夫人の4人がハリーの死体を巡るドタバタ劇。

会話シーンがダルくて何度も眠くなるし、ハリーの死体を発見しても驚きもせず、足で踏んだり、蹴ったりしてツッコミ所はありましたが、楽しかったです。

タイトルの通り、ハリーがホントに災難な目に遭ってますw ハリーを自分が殺したと思ってる村の人が何度も埋葬したり、掘り起こしたり、ホントに災難です。。(^^;

今回のオチは納得!スッキリはした…かな?
とりあえず4人は、ハリーに謝りなさいw

ツッコミ所はありましたが、ヒッチコック作品の中で一番コミカルな内容。ブラックユーモアを描きつつ、サスペンスでもあったし、何度も眠たくなりましたが、面白かったです。(^^)
ひろっぴ

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