ミサホ

十階のモスキートのミサホのレビュー・感想・評価

十階のモスキート(1983年製作の映画)
3.6
内田裕也脚本、主演作。
崔洋一監督のデビュー作でもある。

内田裕也演じる交番勤務の警察官がギャンブルにハマり、借金を重ねていった挙句、身を滅ぼしていく。

ミュージシャンの内田裕也しか知らなかったが、とても雰囲気がある一方で、どこにでもいそうな寡黙な男性をうまく演じていたと思う。

競艇のシーンでの横山やすしとビートたけしにはびっくりした。出てるの知らなくて、うわ!と思わず声を上げてしまった。

崔監督って人脈すごいのかな。デビュー作であれだけ揃えてくるなんて!
いや、裕也の人脈か…?

それに、裕也の娘役を演じていたキョンキョンもめちゃ可愛いかった。

ラストの裕也のぶっ壊れっぷりも良かったし、ストップモーションで終わるのもカッコよかったなぁ。
 
個人的には、競艇のボートの音が、耳元で飛ぶ蚊の音に聞こえました。

今日はNHKで人気絶頂期の中森明菜のライブ映像が放送されていて、しっかり録画しているので、このあと観ようと思います。

今日は、図らずも80年代アイドルを堪能する日になったということです。
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