萩原誠一

男はつらいよ 望郷篇の萩原誠一のレビュー・感想・評価

男はつらいよ 望郷篇(1970年製作の映画)
-
第5作。70年8月公開(クレイジーキャッツのハナ肇作品と併映)この辺りから盆、正月の年2本体制?

小樽のSL基地、函館本線が見れた!

山田監督の父は満鉄のエンジニア。1947年、大連から一家で日本に引き揚げ、15歳から18歳までを山口県宇部市の伯母の持ち家で過ごした。流れ者や社会の逸脱者を多く描くのは、山田自身の引き揚げ体験が強く影響している(wikiより)

父子の確執と言うのも1作目からよく出るテーマ。

賢いサクラはコレまでの経験から、兄も真似したくなる、堂に入った説教を展開。「飛躍するな」も名言

それにしても気風の良さが災いしてるとは言え、毎度寅さんの想いに対するマドンナの無神経さ?は不自然な感じ。今回、自分が結婚して家を出たいから親の面倒を見させるなんて虫がよすぎる。

弟分の登(秋野大作)も引き続き登場。

https://www.cinemaclassics.jp/tora-san/movie/5/