たまち

男たちの挽歌のたまちのネタバレレビュー・内容・結末

男たちの挽歌(1986年製作の映画)
3.2

このレビューはネタバレを含みます

・かっこいい〜。ストーリーはホー主体だがマークの鈍い輝きに全部持っていかれた。
マッチを加え唇を歪ませる顔、余裕たっぷりにスローで一人襲撃に向かう姿、戻ってきて力の限りマシンガンをぶっ放す姿…古き良き中堅やくざ。

・眺めてるだけでなんだか悲しくなるようなレスリーの横顔。前半のじゃれ合いの笑顔から一転、父を殺され大泣きし、功を焦り兄を遠ざけ喧嘩し、シリアスに葛藤に苦しんだりいろいろな顔が見れた。家のインテリアが好き。レスリーが好きすぎて彼女普通にイラついちゃった。

・血、スローモーション、大雨、走馬灯的な透かし、昔のトレンディードラマ?の感じもあり、古き良き、インド映画ともまた違うカロリーの高さ。
『ボス』の白いコートをはじめ肩幅ひろめのアジアンマフィアな出で立ち(こっちは有難いがなんだってそんな目立つ格好するんだ)もカッコイイ。

・最初からマフィアにかかわるな、くらいしか教訓はないがノスタルジックに面白く見た。
たまち

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