赤足

トラック野郎 故郷特急便の赤足のレビュー・感想・評価

トラック野郎 故郷特急便(1979年製作の映画)
4.0
男の旅は一人旅~♪
女の道は帰り道~♪
しょせん通わぬ道だけど
惚れたはれたが交差点
あああ~あああ~
一番星~空から~
俺の心を見てるだろう~♪
あああ~あああ~
一番星出る頃は~♪
俺の心に~波が立つ~♪♪
あああ~あああ~
一番星消えるたび~♪
俺の心が寒くなる~♪♪

「トラック野郎」シリーズ第10弾!にして堂々の完結作。気がつきゃ10作目、見始めた時は、こんなに長いから途中で絶対挫折する自信満々だったのにも関わらず!面白くて、つい続きが気になる邦画NO.1にいつしかなり、堂々の完全制覇( ´灬` )ノ✧

正直、桃次郎とジョナサンコンビのトラック野郎とさよならするのは寂しいものの、このトラック野郎レビュー書き終わらないと、ちがう映画のレビューが書けないのも、また現実のため書きます(笑)💦

ラストに相応しく、今回のヒロインはな、なんと!Wで2人もいるのだ(笑)
1人は冒頭に、フェリーの上で出会う演歌歌手でドサ回りをしてプロになるのが夢の石川さゆりに先ず、一目惚れ🤩✨

2人目はジョナサンの自殺を食い止めた、ドライブインで働く森下愛子に一目惚れ🤩✨

どちらも可憐で可愛らしく、森下愛子に関しては自分の持つイメージで、木更津キャッツアイというドラマのイメージがかなり強かった為に(笑)堀北真希に似てたりもして正統派な美人女優だったのにはめっちゃ驚いた!

忘れちゃいけない、ライバルは原田大二郎で常に、土佐犬を連れている一風変わった人物で、桃さんとのケンカはシリーズ史上一番長く殴りあったケンカである意味、コミカルでその後の展開の土佐犬の対決もかなり見物であった!

この作品の癒し系キャラであり、トラブルメーカーことジョナサンが今回は目の病気のために入院する羽目に!その代わりを務めるのが、おかーちゃんだったので、笑ってしまった!そして、シリーズを通して大きくなった、子供達も成長し、大人な部分を見せたりし、最後のジョナサンとかーちゃんのシーンは微笑ましく、憧れる夫婦像で!つい、ウルッと来てしまった。

そして、、我等が桃次郎の恋の行方は!?
シリーズお決まりの、誰かの為に一番星号を飛ばして走る桃さんの勇姿もこれで、見納めと思うと寂しく感じるとともに、今回の恋はどちらかと上手くは行くものの、相手の気持ちや夢を考えて、あえて身を引く男の姿はカッコよく、そこにシビれる憧れるぅであったのだが...出来れば桃さんにはラストは幸せになって欲しかったのが、自分としての願望であったかなぁ~(´・灬・`)しかし、最後の桃次郎の姿は紛れもなく誰しもが惚れるであろう!真っことの漢の姿であった。

いやーシリーズ最初から最後まで、本当に最の高で面白かった。男も女も全ての人が楽しめるハートフルで人情味ある全ての娯楽が詰まった日本を代表するであろうか傑作であると断言出来る(シリーズ通して)作品である。
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