もりゆうき

ポーラー・エクスプレスのもりゆうきのレビュー・感想・評価

ポーラー・エクスプレス(2004年製作の映画)
3.4
前半の盛り上がりとワクワク感は本当にすごかった。
汽車に乗ってからの、踊りながら給仕されるシーンは、なんか『待ってました!』という感じだったし、汽車の上にいる人物や、主人公がなぜポーラーエクスプレスに招待されたか、という謎も、期待感が高まった。
そして、急勾配を登ったり下ったりするシーンは、スマホで見ていたのに、声が漏れるくらいワクワクしたし、VR無しでこれだけの臨場感を作り出せるなんて、本当に素晴らしいと思った。

が、後半…どうした…?
謎は投げるだけ投げて終わったし、主人公の心が変わるシーンも、車掌からの帰りの一言も、ちょっと幼い友達がクリスマスにこだわる理由も、全部『なんで?』っていう感じ。
子供の頃に見たら、雰囲気だけで楽しめたんだろうか…
うーん。なんかサンタを信じるって素敵だよ、っていうのもあんまり感じなかったかなぁ。
不思議なら不思議に終始したら良かったと思うんだけど、ちょっと意味を持たせようとして失敗した感じがちょっとしてしまった。
前半だけVRで見るなら、満点かも。

あと、全体的に歌のシーン、すごい聞き取りづらかったよね…?僕だけ…?
もりゆうき

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