地球外生命体

フェーンチャン ぼくの恋人の地球外生命体のレビュー・感想・評価

3.3
1980年代のタイの田舎町を舞台に少年時代の郷愁や初恋の思い出を当時のヒット曲を満載して描き、“タイ版『小さな恋のメロディ』”として絶賛されて2003年のタイで国産映画年間興行収入第1位となる大ヒットを記録し、タイ映画の新時代を切り拓くことになったエポックメイキングな作品。

ウィッタヤー・トーンユーヨンが大学のホームページに発表した短編小説『初めての恋を、君に打ち明けたい』を6人の同期生で監督したことも話題となった。

タイのバンコクで建築デザイナーをしているジアップは、母親からの電話で幼馴染で淡い初恋の相手でもあったノイナーから結婚式の招待状が届いていることを知らされる。ジアップとノイナーの家は一軒の万屋を挟んで並び、どちらも理髪店を営んでいた。父親どうしは互いをライバル視していたが、母親たちは仲が良く、ジアップとノイナーもいつも一緒に遊んでいた。小学生になり、ジアップは男の子のグループに入りたいと思うようになるが、ガキ大将のジャックはジアップに仲間に入るための3つの条件を提示する。だが、その条件はノイナーを傷つけ、その後ノイナーの一家は引越ししてしまい、ジアップは「ごめん」と言う機会を逸していた…。

★2004年上海国際映画祭
監督賞【Asian New Talent Award】
★2004年スパンナホン賞
助演男優賞
(チャルーモポン・ティカマポーンティラウォン)
監督賞
地球外生命体

地球外生命体