【複製の国のアリス】
物語の行方はもうどうでもよくて、ジル役ギロリー姐さんの帰還だけが楽しみで、覗いてきました。
でもえええー、アレだけっすか!? 本人かどうかもよくわかんないぢゃん。折角の谷間付近には邪魔モノ貼りついてるし! チューブトップ×ミニスカに戻ってくださいよねーさん。ゾンビ蹴る一瞬のパンチラと共に!(ここで握り拳)
期待値低かったからなーんも考えず、アクションはキモチよく楽しめました。お話はどんなんだっけ? …もう忘れました。
まんが極道ってまんがにあった、他人のまんがをトレースしてまんが描いたら、売れちゃった男がいて、それがエスカレートして他人のまんが切り貼りしてコラージュしたら、それでも仕事になっちゃう…という話を、ふと思い出しましたが、この映画ってそんなかんじで作ったん? と、うすぼんやり呆れました。
前作で風呂敷広げた筈の、量産型アリスズがエクスペンダブルズ扱いされて、すぐサヨナラってなることが、本作の志を示す、象徴的事件に思えました。
ミラさんの頑張りには見惚れました。美、維持してんなー、と思ったものの、シャワーシーンに雪崩込むと思わせて、そうしないのはズルかったです。ズルしてるとおばさんになっちゃうぞ。せっかくの維持が水の泡だぞ。すでにオカマさんぽく見える兆候も出てるぞ。求むミラさん露出原点回帰!
元女優役のケイシーさん、オイシソーなのでもっとぷるり弾けて欲しかった。あ、オイシソーだからああなっちゃうわけか。仕方ないけどもったいない。
中島美嘉さんの役、あれは誰でもいーですね。鳥居みゆきさん辺りにやってもらった方が、ブキミ臭くてよかった気がする。
こんなところですかねえ、私にはこの映画。次は、ジルねーさんがどれくらい露出…じゃなかった活躍するか、事前にできるだけ吟味してから、ことに当たりたいと思います。
3D化したところで、所詮はエクスプロイテーションなのだから、エログロスピリッツはいつまでも、忘れずにいて欲しいです。
<2010.9.24記>