これはすげぇ。
DAICON FILMってこんなにレベル高かったとは。
自主制作とは思えないクオリティ。
Amazonプライム入ってる人は絶対観た方が良いと思う。
SF表現のこだわりが凄まじく、それを映像化出来る技術も半端ない。
マットアロー号の装備換装とか、MAT内のコンソールとか、当時のSF表現の常識を超えてやろうという意気込みを感じる。
岡田斗司夫氏の脚本も人物描写がしっかりと描かれていて、ウルトラマンがあくまでも脇役になっている所が凄く良い。
総監督が庵野秀明ということもあり、大胆なカメラワークはエヴァとかシンゴジラにちゃんと繋がってる。
そして、こんなにしっかりとした作品なのに肝心のウルトラマンが庵野秀明本人というシュールなギャグのサムさも絶妙。
何事もなかったかの様に終わるラストの清々しさも本家っぽい。
この作品、「DAICON4」で上映されたらしいけど、作り手側も観る側も楽しんでいる感じが凄く伝わってくる。
当時のイベントはきっと盛り上がったんだろうな。
セリフが聞き取りづらいのと、俳優陣の演技が少し残念なのでちょっと減点。
でも作り手のスピリットはバシバシ伝わってくる作品。
必見です。