たつなみさんの映画レビュー・感想・評価

たつなみ

たつなみ

作り手のやりたいことやメッセージがはっきりと伝わる作品に高評価をつけています。
ツボにハマった作品は甘めですが、上っ面だけのいい加減な作品と思ったら容赦無く酷評します。
長ったらしい文章は大っ嫌いなので、レビューは『簡潔に、分かりやすく』が基本。
現在単身赴任中。 一児のパパ(アラフォー)です。
名古屋出身。(自称)真の中日ドラゴンズファン。

映画(288)
ドラマ(0)

全員死刑(2017年製作の映画)

4.0

怖さと滑稽さが同居した不思議な作品。
単純に面白かった!
劇場で鑑賞していたらその場はどんな雰囲気だったのだろう?
余りにもマンガ的な話なので思わず二回観てしまった。

彼らの犯行の理由がただただ自己
>>続きを読む

オールド・ボーイ(2003年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

これは凄い傑作。
冒頭からグイグイと作品の世界に引き込まれる。
次々と現れる疑問の数々によって頭が混乱してくるが、後半パートから一気にそれらが明らかになってゆく。
この謎解きはもはや快楽ですらある。
>>続きを読む

ジョン・ウィック(2014年製作の映画)

4.5

これぞギンティ小林氏(@映画秘宝)の言う『ナーメテーター』(ナメてた相手が殺人マシーンだった)映画!
リベンジものとして最高のカタルシスを味わえた。
私も完全にナメてました。すいません m(_ _)m
>>続きを読む

くすぐり(2016年製作の映画)

2.5

フォローを頂いているじゅんさんのレビューを拝見して観たくなり鑑賞。

本当に『カイジ』の帝愛グループみたいな”狂った金持ち“は存在するというお話。
先日観た『レディ・プレイヤー・ワン』にもあったが、現
>>続きを読む

サイトシアーズ〜殺人者のための英国観光ガイド〜(2012年製作の映画)

3.5

ベン・ウィートリー監督は『フリー・ファイヤー』の頃から気になっていた人物。
この人、まぁ一言で言うとオタク監督です。
特に本作はエドガー・ライトが製作総指揮ということもあり、とても気になっていた作品。
>>続きを読む

先生を流産させる会(2011年製作の映画)

1.0

『ミスミソウ』予習の為に…と思って観てみたが、久々に胸糞悪くなるクソ映画を観た。

”女“になりたくないトチ狂った中坊女子ども。
ひたすら子供を甘やかすバカ親。
事なかれ主義の学校側…。
標的にされる
>>続きを読む

アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー(2018年製作の映画)

3.0

大好きな『ガーディアンズ』がやっとアベンジャーズとコラボするという事で劇場へ。

まぁこれだけスーパーヒーローが集まるとスポットの当て方に苦労するだろう。
ここら辺を上手いテンポで観せていく手法は流石
>>続きを読む

レゴバットマン ザ・ムービー(2017年製作の映画)

4.5

『アベンジャーズ』最新作公開の中、敢えて鑑賞。
LEGOだからと言ってナメてはいけない。
映画秘宝の『2017年度映画ベスト10』で見事9位に選ばれた作品。
また高橋ヨシキさん曰く、『あらゆるバットマ
>>続きを読む

レディ・プレイヤー1(2018年製作の映画)

5.0

娘と4DX版を鑑賞。
こんな型破りで夢のある作品を作れるなんて、やっぱりS.スピルバーグは私にとって別格な監督だ。
もう満点付けるしかないでしょ。

全ての映画ファンは勿論のこと、特に80年代を生きて
>>続きを読む

マーターズ(2015年製作の映画)

1.0

全然ダメ。
オリジナル版にあった容赦無いグロさと『狂気』が全く伝わって来ない。
リメイク版なりにオリジナリティを出そうとしているのか、『助けようとして失敗する』が何度も繰り返され、完全に裏目。
ハッキ
>>続きを読む

さんかく(2010年製作の映画)

4.0

あの大傑作『ヒメアノ〜ル』の吉田恵輔監督作品。
探しまくってようやくレンタル出来た。

ジャケットの雰囲気から爽やかなラブコメをイメージするが、ブラックな笑いと辛辣な視点が突き刺さる実は凄い作品。
>>続きを読む

パシフィック・リム アップライジング(2018年製作の映画)

2.0

簡潔にこの作品を例えるなら……。
『容姿は綺麗で結構話は合うんだけどガサツな女の子』から猛アタックされてる感じ。

日本のロボットアニメへの愛情とリスペクト”は“感じられる。
何よりもデル・トロ監督に
>>続きを読む

ゲット・アウト(2017年製作の映画)

4.5

最高!
最初から最後まで目が離せない。
字幕と吹き替え両方観てしまった。
全てが明らかになって2回目を観ると更に恐怖が増して面白い。

冒頭から常に気味の悪い緊張感が漂い、徐々に恐怖の世界が露わにな
>>続きを読む

ミスター・ノーバディ(2009年製作の映画)

2.5

『あの時今のカミさんでは無く、あの人を選んでいたら…』
『あの娘にちゃんと告白していたら…』
『あの時あの会社に入っていたら…』
…私はこの手の妄想をしょっちゅうしているので、この監督に共感出来る部分
>>続きを読む

ブレックファスト・クラブ(1985年製作の映画)

4.0

高校生くらいの頃って周りの目ばかり気にして、本当の自分の姿に向き合うこと自体を避けていた様に思う。
もの凄くその頃の自分と重なる点が多く、共感出来る作品だった。

『桐島』でも描かれていた所謂”スクー
>>続きを読む

恐怖(1961年製作の映画)

3.0

CS ザ・シネマの『町山智浩のビデオショップUFO』にて鑑賞。

主演のスーザン・ストラスバーグの演技が絶妙なので、精神を病んでしまった女性の話なのか、本当に恐ろしい事件が起きているのかが全く分からな
>>続きを読む

セブン・サイコパス(2012年製作の映画)

5.0

何これ超面白い!!
M・マクドナーという人が本当に劇映画製作の実力を持った監督であるという事がよ〜く分かる作品。
『スリー・ビルボード』にハマった方には絶対におススメしたい。

物語が進むにつれて深み
>>続きを読む

オンリー・ゴッド(2013年製作の映画)

3.5

レフン監督の作家性を知りたくなり鑑賞。

これまで観た作品にあった激しいバイオレンス性はあるが、幻想的で理解に苦しむシーンがとても多い。
ラストで出てくる『ホドロフスキーに捧ぐ』というメッセージからし
>>続きを読む

リメンバー・ミー(2017年製作の映画)

4.0

娘と一緒に吹き替え版を鑑賞。

予告編からも分かる通り、物語は多少の捻りはあるもののハッキリ言ってベタ。
でも分かってるのにクライマックスで泣ける泣ける…。
声が出ないように堪えるのに必死になってしま
>>続きを読む

ABC・オブ・デス2(2014年製作の映画)

3.5

前作がイマイチだったので続編に興味は無かったが、皆さんの『2は面白い』とのコメントを参考に鑑賞。

確かに前作よりも練り込まれた脚本の作品が多く、ハズレが少ない。
そしてコッチの方がグロ度も高くてクレ
>>続きを読む

ブロンソン(2008年製作の映画)

3.5

『ドライヴ』が素晴らしかったので以前から気になっていた作品。

トム・ハーディの存在感がとにかく強烈。
冒頭から凄まじいインパクトで登場したかと思ったら、後はひたすら暴力に次ぐ暴力の嵐…。
しかもその
>>続きを読む

サバイバルファミリー(2017年製作の映画)

3.0

昨年タマフルで絶賛されていた作品。
白ける程の御都合主義的な展開や、『そんなバカな!』的な突っ込みどころは色々とあるものの、ディザスタームービーとしての”恐ろしさ"はちゃんと伝わってきた。

唐突に、
>>続きを読む

デビルズ・バックボーン(2001年製作の映画)

4.0

ついにオスカー作品賞受賞監督となった(祝!)ギレルモ・デル・トロ監督作品。
ハッキリ言って地味だが、ジワジワ来る怖さときめ細かい人間描写が冴え渡る。

スペイン内戦下が舞台だが、開始直後から『幽霊とは
>>続きを読む

機動戦士ガンダム F91(1991年製作の映画)

3.5

先日自宅のある埼玉に帰った際、近くのイオンで森口博子さんのインストアライブを観てきました。
その際に本作の主題歌『ETERNAL WIND』を聴いたんですが、やっぱり名曲ですねぇ〜。
全てのガンダム劇
>>続きを読む

ABC・オブ・デス(2012年製作の映画)

2.0

久々にバカ映画が観たくなったので鑑賞。

コンセプトは凄く面白いし、何よりも大好きな井口昇監督まで参加していることもあってそれなりに期待値を上げていたが…。
正直長すぎてダレる。
コレ映画館で観たらツ
>>続きを読む

イカロス(2017年製作の映画)

4.0

『シェイプ・オブ・ウォーター』が見事作品賞に輝いた2018年のアカデミー賞。
本作はその中で『長編ドキュメンタリー賞』を受賞した作品です。

本作はアスリートによる”ドーピング問題“について描かれてい
>>続きを読む

スキャナーズ(1981年製作の映画)

3.5

D.クローネンバーグ作品のテーマと言えば『人間の肉体と精神との関係性』。
本作は正にそれをストレートに描いている。
そればかりか、この作品が後の『AKIRA』を始めとする”超能力モノ“に大きな影響を与
>>続きを読む

シェイプ・オブ・ウォーター(2017年製作の映画)

4.5

物語は王道だが、設定はデル・トロ流。
美男美女のラブストーリーなんて興味ない。
さすがデル・トロ監督。そうでなくては!

物語の中心は”持たざる者たち“。
声を失った掃除のオバさん、同性愛者、黒人に外
>>続きを読む

ヘルボーイ/ゴールデン・アーミー(2008年製作の映画)

4.5

『シェイプ・オブ・ウォーター』鑑賞前にデル・トロ作品の予習。
これまで観たデル・トロ作品の中でも、『パンズ・ラビリンス』に次ぐ素晴らしい出来だった。

アメコミ原作なので前作は人物紹介に尺を取られてし
>>続きを読む

スイス・アーミー・マン(2016年製作の映画)

2.0

このレビューはネタバレを含みます

”あの“D.ラドクリフが死体役を演じるという設定に惹かれて観てみたが正直期待外れだった。

冒頭のオナラの力で海を疾走するシーンからワクワクしながら観ていたが、メニー(ラドクリフ)が突然喋り出した辺り
>>続きを読む

血まみれスケバンチェーンソー(2016年製作の映画)

1.0

正にタイトル通りの内容。
それ以上でもそれ以下でもない。
これぞ時間の無駄。

『片腕マシンガール』の様なクレイジーな世界で内田理央が暴れまくる姿を想像していたが、単なる『片腕〜』の劣化版だった。
>>続きを読む

殺し屋1(2001年製作の映画)

1.0

原作コミックが超面白かったので思わず劇場版をレンタル。

映画としての本作を論じる前に、原作についてどうしても語っておきたい。
原作は容赦のない暴力描写とエログロで完全に読む人を選ぶ。
特に拷問のシー
>>続きを読む

ベイビー・ドライバー(2017年製作の映画)

4.5

エドガー・ライト復活!!
オープニングの『ベルボトムズ』から一気に心を鷲掴みにされ、そのまま一気にラストまで突っ走る。
最高に楽しい2時間だった!
ちなみにこのオープニングからタイトルの出方、その直後
>>続きを読む

哭声 コクソン(2016年製作の映画)

4.0

『韓国』という国に対し個人的に思う所があったので観るのを後回しにしていた作品。
『一体何を観せられていたのか訳が分からない…』というのが率直な感想だった。
こんなに奥深い作品だったとは。
恐れ入りまし
>>続きを読む

スリー・ビルボード(2017年製作の映画)

5.0

今年初の映画館での鑑賞。
早くも2018年ベストに出会ってしまった。

時に強烈なユーモアや皮肉を交えつつ、人間の多面性を描いているだけでなく、非常にモラリッシュなメッセージを湛えている。
何よりも素
>>続きを読む

美しい星(2017年製作の映画)

4.0

遅ればせながら2018年初レビュー。
今年から単身赴任となりますが、変わらず映画を観まくりたいと思ってます。
皆さま本年も宜しくお願い致しますm(__)m

年始一発目は大好きな吉田大八監督作品。
>>続きを読む

>|