たつなみさんの映画レビュー・感想・評価

たつなみ

たつなみ

作り手のやりたいことやメッセージがはっきりと伝わる作品に高評価をつけています。
ツボにハマった作品は甘めですが、上っ面だけのいい加減な作品と思ったら容赦無く酷評します。
長ったらしい文章は大っ嫌いなので、レビューは『簡潔に、分かりやすく』が基本。
さいたま市在住 一児のパパ(アラフォー)です。
名古屋出身。(自称)真の中日ドラゴンズファン。

バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生(2016年製作の映画)

2.5

元ネタと言われているコミック(ダークナイトリターンズ)を読んでから観ようと思いつつ、結局読み切る前に『ジャスティスリーグ』が始まってしまったので今更ながら鑑賞。
アメコミって本当に慣れないと読みづらい
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パーティで女の子に話しかけるには(2017年製作の映画)

2.0

あの高橋ヨシキさんが週プレで100点を付けた作品と聞いたら最優先で観るしかない!と気合を入れて映画館に向かったものの……私にはノレませんでした。

冴えないながらも夢を持っている童貞兄ちゃんがカワイイ
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マンチェスター・バイ・ザ・シー(2016年製作の映画)

4.0

仕事で落ち込んで不安な状態だったので癒しを求めて観てみたが、正直求めている様な内容では無かった。
でも映画としてはじんわりと染みてくる様な不思議な魅力のある作品だと思う。
ハッキリ言って物語は平坦で盛
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ブレインデッド(1992年製作の映画)

4.5

映画の魅力の一つに、『見てはいけないモノを観る』という“背徳感”があると思う。
この作品は正にそれ。

ここまで悪ふざけが振り切れていると「スゴい!」としか言いようがない。
これまでスプラッターの最高
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チャッピー(2015年製作の映画)

4.5

『人間とは何か?』という、『ブレードランナー 』や『攻殻機動隊』が持つ深いテーマを抱えつつ、『ロボコップ』までも彷彿とさせるストーリー展開。
相変わらずの日本のロボットアニメへの愛情も感じられる、正に
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アイム・ノット・シリアルキラー(2016年製作の映画)

3.0

連続殺人鬼や死体の魅力に取り憑かれた少年の歪な青春映画…と思って観てたらラストで唖然…。
中盤までドキドキする展開で凄く引き込まれる脚本なのてキライでは無いが、ラストの”狙いすぎ感“が鼻に付いた。
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インディ・ジョーンズ/魔宮の伝説(1984年製作の映画)

5.0

幼少期に父親に連れられて映画館で観た思い出の作品。
地上波でやっていたので久しぶりに観てみた。
先日、タマフルで『スピルバーグ総選挙』っていう企画をやっていたけど、私の中では実はこの作品が”ベスト・ス
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メッセージ(2016年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

ドゥニ・ヴィルヌーヴ監督の作家性に触れたくなり鑑賞。
観終わった後に大切な人を抱きしめたくなる様な、優しさと切なさに溢れた素晴らしい傑作!
少しずつ謎が解きほぐされて行くにつれ、じわじわと感動が込み上
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ブレードランナー ブラックアウト 2022(2017年製作の映画)

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『ブレードランナー2049』のキーとなる事件『大停電』か描かれている為、『2049』を観る前に絶対に鑑賞をオススメする。

この事件により何が起こったのか?
『2049』を観た後に考えると重要過ぎる事
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ブレードランナー 2049(2017年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

前作へのリスペクトと深い愛情。
”続編”として非常に完成度の高い作品だと言える。
それだけに前作と本作に繋がる短編3作は絶対に観ておかなければ、この感動は味わえない。
そしてネタバレ無しではこの作品に
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2048:ノーウェア・トゥー・ラン(2017年製作の映画)

-

『ブレードランナー2049』に繋がる短編映画の3作目。

主役の”サッパー”と呼ばれる男はデイヴ・バウティスタ(我らがドラックス!)が演じている。
軍から逃げ出した旧型レプリカントという設定らしい。
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2036:ネクサス・ドーン(2017年製作の映画)

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『ブレードランナー』と『ブレードランナー2049』の間を繋ぐ3作の短編映画の2作目。

2作目の本作はタイレル社を買収した盲目のCEO ウォレスによる、新型レプリカント(ネクサス9型)のいわばプレゼン
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ブレードランナー ファイナル・カット(2007年製作の映画)

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『2049』の予習の為、十数年振りの鑑賞。

昔はサッパリ面白さが理解できなかったが、改めて観直すと『人間らしさとは何か?』という、とても哲学的で深遠なメッセージを持った作品であると分かる。

デッカ
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ノー・ワン・リヴズ(2012年製作の映画)

3.0

皆様にオススメ頂いた作品。
なるほど、いわゆる『ナーメテーター』映画ね。
相変わらず血の量は半端ないけど、ホラーというよりサスペンスって感じ。
殺される側のギャング一家がクソどもなので、彼らの様々な殺
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スレイブメン(2016年製作の映画)

3.0

思いっきりセリフ過多なヘタな演出、大して可愛くないヒロイン、無茶苦茶なSF設定……残り30分までハッキリ言って苦痛の連続。

だが!その残り30分で全ての違和感が解消され、一気に泣かせる展開に持ってい
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ジェーン・ドウの解剖(2016年製作の映画)

3.0

シチュエーションはとても面白いのに『惜しい!』という作品。

前半は解剖の工程を経ながら”謎の遺体”ジェーン・ドゥの秘密に科学的にアプローチしていく為、どんどんストーリーに引き込まれていく。
解剖なの
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ブルーベルベット(1986年製作の映画)

3.5

難解と言われるリンチの作品の中でもとても分かりやすい。

独特な奇妙でまったりとした雰囲気に前半はちょっと違和感を感じていたが、D・ホッパーが登場してから一気に面白くなる。
笑ってしまう程短気で『ファ
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狼の死刑宣告(2007年製作の映画)

5.0

正にベスト・ベーコン映画!
ケヴィン・ベーコンという俳優の全てを堪能出来ると言っても過言ではない。
これを観ればベーコン好きになるはず。

家族を持つ父親なら絶対にカタルシスを感じるストーリーに加え、
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黒い家(1999年製作の映画)

3.5

ストーリー的にどうしても『冷たい熱帯魚』と比較してしまうが、こっちはこっちで観終わった後も何度も振り返りたくなる面白さがある。

『冷たい〜』は剥き出しのエログロをありのまま観せる力強い作風であるのに
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クリープショー(1982年製作の映画)

3.5

ジョージ・A・ロメロ監督への追悼の意を込めて鑑賞。
5話からなるオムニバスホラーだが、どの話も『大人向けのお伽話』の様なテイストでとても楽しい!(ある話を除いては)

特殊効果にトム・サヴィーニが参加
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ミッドナイト・ミート・トレイン(2008年製作の映画)

3.0

北村龍平の作品は『Versus』と『あずみ』しか観たことなかったが、こんなB級ホラーを作っていたなんて知らなかった。

大量の血と笑っちゃう位のグロ描写はかなり頑張っていて好印象。
サム・ライミ師匠の
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エル ELLE(2016年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

これまでに観たバーホーベン作品の中でも、最も女性への賛美と優しさに溢れた作品だと思う。

レイプという、絶対に許されない行為を扱っていながらブラックコメディであるという作風が論争になったそうだが、『け
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SPETTERS/スペッターズ(1980年製作の映画)

4.5

ひとりバーホーベン祭り第6弾。

バーホーベン作品というだけでなく、青春映画としてもベスト級。
青春の爽やかさなど皆無。その代わりに青春の残酷さ、痛々しさが強烈に描かれた傑作だった。

主人公グループ
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氷の微笑(1992年製作の映画)

4.5

ひとりバーホーベン祭り第5弾。

高校生の時に観て以来、2度目の鑑賞。
あの時はS・ストーンのオッパイとかSEXシーンにしか興味がないアホなガキだった私…。
こうして改めて観るとこの作品がなぜ大ヒット
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4番目の男(1979年製作の映画)

4.0

ひとりバーホーベン祭り継続中。
観終わった後も何度も思い返したくなる様な不思議な余韻を持った作品。

全編に漂う不穏な空気によって否が応でも不安感を煽られる。
後の作品に見られる様なブラックジョークは
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グレート・ウォリアーズ/欲望の剣(1985年製作の映画)

4.0

現在『ひとりバーホーベン祭り』開催中。

バーホーベンがアメリカに渡って最初に撮った作品ということで、いつもの強烈な作風はちょっと控えめ。
とはいえ全編欲望と暴力にまみれており、最後まで一気に楽しめた
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ロボコップ(1987年製作の映画)

4.5

子供の頃に観て以来の鑑賞。

当時の記憶は”ロボット警官”という子供が思わずワクワクしてしまう設定と、吹越満の『ロボコップ演芸』(古ッッ!)位しか無かった。

大人になって改めて観ると、凄まじく陰惨で
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インビジブル(2000年製作の映画)

3.5

”ベーコン映画”としてはベスト級。
”バーホーベン作品”としてはちょっと物足りなかった。

意外だったのは、透明化の技術は既に確立されていて、あっさりとベーコンが透明になっちゃうところ。
戻す方が大変
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激動の昭和史 沖縄決戦(1971年製作の映画)

4.0

終戦記念日ということで鑑賞。
『沖縄戦』の記録映画としてだけでなく、意外にもエンターテイメントとしても成立しており、凄まじい作品だった。
町山智浩さんによると、「庵野秀明氏が最も影響を受けた作品」との
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ランボー 最後の戦場(2008年製作の映画)

4.0

スタローンといえば『ロッキー』派の私だが、これはなかなかの良作だった。

クライマックスの大殺戮シーンに映画的なカタルシスを覚えつつ、虚しさを感じるラストには考えさせられる。

どんなに聖人君子を気取
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野火(2014年製作の映画)

5.0

川越スカラ座にて。
塚本晋也監督の舞台挨拶&サイン会目当てに鑑賞。
大岡昇平氏の原作小説も既読。

衝撃的なグロ描写による、正に”地獄”の追体験。
映画館の大スクリーンということもあるが、観ていて鳥肌
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ポゼッション(2012年製作の映画)

3.5

サム・ライミ師匠制作の”エクソシストもの”
ちょっと冗長な気がするが、娘を持つ親として結構感情移入して観てしまった。
お手軽に楽しめて個人的には良作だったかな。

ストーリーは先が読めてしまうが、『両
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スネーキーモンキー/蛇拳(1976年製作の映画)

-

私の中の”永遠のヒーロー”の一人 ジャッキー・チェン。
本作は子供の頃『ゴールデン洋画劇場』で初めて観て衝撃を受けた作品。
実は『蛇拳』は彼の作品の中で一番好きだったりする。
ちなみにジャッキー映画は
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サスペリア(1977年製作の映画)

3.5

『食人族』に次ぐ私のトラウマ映画。
『決して1人では観ないでください…』と呟く予告編がとにかく怖くて、当時子供だった私は1人でトイレに行けなかった程。
そういえば『8時だョ!全員集合』で志村けんが良く
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羊たちの沈黙(1990年製作の映画)

5.0

最初に観たのは中学生位の時だった気がする。
あの頃にこの作品の完成度の高さや深淵さ、そしてエロさを理解できるはずがない。
正に『傑作』と呼ぶに相応しい。

ジョディ・フォスターがとにかく美しく、そして
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ファイナル・ガールズ 惨劇のシナリオ(2015年製作の映画)

4.0

笑えるし泣ける最高の脚本!
マイナーな作品だけどとてつもない良作だった。
ジャンルはホラーっぽいけど実はヒューマンドラマという異色作なので、ホラー苦手な方にも是非観て頂きたい。
全然怖くないばかりかマ
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