何の知識も持たずに観ないで『学生アマチュアの自主製作映画』を念頭に鑑賞すると見る目が変わる作品ってこれのことなんですよね。
（ろくろを回すポーズ）
大学学生製作の『帰りマン』の同人映像作品なんですが、役者さんの滑舌というか台詞の聞き取りずらさがあったり、帰りマンなのに隊服はウルトラ警備隊っぽいとかツッコミどころはあるんですが、ウルトラマンの登場でそんなことは些細なことに気付くのだった…。
あの斬新なウルトラブレスは二度見しちゃったね。
ただこれ特撮の技術がずば抜けてるんです。
オープニングの格納庫や空を飛ぶマットアロー、破壊される街のジオラマは本編に遜色ないし、なんなら映し方に本編よりキラリと光る物があったり。
（比喩ではなく光源の使い方もセンス抜群）
怪獣のビジュアルも最高of最高with最高。
そりゃ総監督が♪きたぞ我らの庵野秀明～ですからね、貴重な作品です。
ウルトラマンが好きだから作れたんだと思うけど、好きだけで作れるものでもないんですよね。
（やっぱりろくろを回すポーズ）
