Mayu

英国王のスピーチのMayuのレビュー・感想・評価

英国王のスピーチ(2010年製作の映画)
4.5
アカデミー作品賞受賞作品。

王室ものだし、タイトルからして堅苦しいのかなってのが第一印象でしたが、これはおもしろい。

吃音症のジョージ6世が真の王となるため、国民の信頼を得る為にスピーチを通して努力していく姿が描かれている作品です。

国王といえど、普通の人と同じように欠点や悩みがあって、国民の前には完璧な姿しか見せないんだけど、こういった裏話がありそれを克服しようとする姿は庶民的で身近に感じる事が出来て、みんな同じなんだと思えました。また彼の場合王という立場から感じる絶大のプレッシャーに何度も潰されそうになるんだけど、妻、吃音症の治療をしていた言語聴覚士のローグの助けを借りながら少しずつ欠点を克服していって、ラストでは最も国が不安に包まれてた第二次世界大戦前のスピーチも、王として先導者として役目を果たしのは感動出来ます。

王になっていくための成長の姿は必見ですね。
最後のエンドロールで実際に最後までスピーチの時にはいつもローグが付き添っていたっていう実話もなんだかキュンと心が温まりました(*^^*)
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