西田千夏

英国王のスピーチの西田千夏のレビュー・感想・評価

英国王のスピーチ(2010年製作の映画)
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【2023-159本目】



やっと見れた。
語彙力もへったくれもない私には、勉強になり、吸収するものが沢山。


世界は、言語で固められているからこそ、人並みに注目されている人やマークされている人などの言葉には、より重みを感じる。
中には、その言葉に責任や重みなんて感じない人もいますが。


日本の政治家を見ていると、良い加減な討論とか屁理屈ばかりで時間を浪費しているかのよう思える。
めちゃめちゃ、日本を敵に回すかのようなこと言っているけど、少なくとも私にはそう映る。


本作やチャーチル、ヒトラーなど政治家に焦点を当てた作品を見ていると、政治において言葉が以下に、何よりも大事なものであると実感させられる。
私が実感して、心を改めるのも変やけど…。

法も政策も言葉によって、社会を動かす(せる)ということ。
日本の政治家たちは、映画を見る暇なんてないかもしれないけど、政治家たちは本作を見たらどんなことを感じるのかを見たくなった。


英国王だけど、一人の人間。
出来ないことだってあるし、やっても回復の兆しが見られないことだってある。

今の自分には、ぶっ刺さりましたね。


イギリス系なので、『ハリー・ポッター』シリーズ出身の役者が多いことに感動。




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