向日葵

英国王のスピーチの向日葵のレビュー・感想・評価

英国王のスピーチ(2010年製作の映画)
4.5
国の王も、ひとりの人間なんだと思わせてくれる映画でした。こういう人間らしさを丁寧に扱う映画が本当に好きです。

「英国史上、最も内気な王」というキャッチコピーは王の第一印象に過ぎず、鑑賞後には逆に皮肉に聞こえてくる…

主人公の王は、自分には出来ないって何度も言うけど、常に一生懸命だし、誠実で、国のためを思って理想の王になろうとする姿や、自分のコンプレックスとしっかり向き合おうとする姿に私は「強さ」を感じました。

他の人には「内気」に見えていたからそういうキャッチコピーなのかと考えると、目に見えているものがその人の全てではないし、威張ってる人ほど気が弱かったりするのかもという想像にたどり着けますね。

ライオネルやエリザベスの寄り添い方もとても素敵でした😊ラストはジーンと感動✨
向日葵

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