ユーザーネーム

英国王のスピーチのユーザーネームのネタバレレビュー・内容・結末

英国王のスピーチ(2010年製作の映画)
-

このレビューはネタバレを含みます

バーティの抱える不安や孤独、優しさが何も話さずとも伝わってきて、それが登場した時から理解出来たから本当にすごい。
深く深く役作りなさってるんだと思って当たり前なんだけど憧れました。

不器用なキャラクターが大好きなので、すぐバーティのことが好きになった。
奥さんを演じてらした方が本当にいつも魅力的で、今回で初めてこんなに暖かくて優しい女性を演じているところを見てまた好きになりました。

スピーチを終えた後に「私は信じてましたよ」って言った時のわざとらしい笑顔とか、そういう節々でもともと王族ではなかったものがもつ無邪気さというかそういうのが垣間見えてよかったし、そのあとの泣きそうなのを我慢する表情とかもうたまんなかった。
本当に素敵。とっても綺麗だし羨ましい。
優しいだけじゃない高貴さも持ち合わせていてよかった。

ライオネルはもう生きてるよほんとに。すごいと思った。
優しいんじゃなくて、根本に「障害を持つ人の言葉を誰も聞こうとしない。友が聞いているんだと勇気づけてあげたい」的なとこ言ってたこの目的がただ強く存在してるだけなんだとわかるのがすごくよかった。

ストーリーが私の好みでした。