しゅんべー

英国王のスピーチのしゅんべーのレビュー・感想・評価

英国王のスピーチ(2010年製作の映画)
3.7
吃音症のある英国🇬🇧のアルバート王子はスピーチがうまく喋れないことが悩みの種。そんな時言語療養士のライオネルを訪ね吃音症と向き合う、という実話を元にしたお話。

吃音症を治す、というオチが決まっている話なのにそこに至るまでの過程が本当に実話?と思えるくらい色んなことがありすぎて面白い😊

王子相手に下手に出ることなく対等な関係で吃音症改善に努めるライオネル。そして吃音症だけでなく、癇癪持ちのアルバート。
ライオネルを全く信頼していないアルバートが次第に親友とも言える関係へと変わっていく様は見ていて清々しい。

ライオネルのコミュニケーション能力が凄まじく、王族相手にそんなことして大丈夫なのか心配になる手法をとり、癇癪持ちであることすら利用するところが天才的。

ラストのスピーチは、アルバート王子は当然緊張溢れる表情をしているけど、観ているこちらも何故かとても緊張していた💦

2人の関係性が実在しているというのがまた心温まる気持ちになる😇
しゅんべー

しゅんべー