じつをいうとコリン・ファースってそんなに好きじゃなかった。神経質そうだし温かみが感じられなくて。
本作の彼もご多分に漏れず。でもその演技の凄さに参ってしまった。起伏の少ないとてもシンプルな話なのに、グイグイと引き込まれて涙ぐむほど胸を打たれたのは、もちろん監督・脚本の上手さもあるけれど彼の演技力によるところも大きいと思う。
『リリーのすべて』がとても良かったので、同じ監督ということで鑑賞。トム・フーパーいいなぁ*:.。.*
アレクサンドル・デプラのオリジナル音楽も、ベートーヴェン交響曲第7番などのクラシック音楽の使われ方もとても印象深くて素敵だった。